効果的な振動トレーニングで骨格矯正を促進する方法

骨格矯正に必要なことは、まずは骨を丈夫にすることです。そして骨に振動を与えるエクササイズや動作は、骨の細胞の特性から効果的とされています。それは、「破骨細胞」と「骨芽細胞」の働きを指します。骨が振動を感知すると両細胞が正常に働き、骨がしっかりと丈夫になります。本来は骨は硬い物質のはずですが、現代人は、年を取るにつれて、骨の内部がスカスカになる骨粗しょう症になってしまうことはご存知かと思います。この原因は、運動不足や、また身体に振動が起こらない状態(＝じっとしている状態)だと、破骨・骨芽が促されず、結果的に骨の内部がスカスカになってくることです。さらに骨粗しょう症は高齢の方に起こるだけでなく、最近では、多くの40,50代が骨粗しょう症予備軍とされるほど、現代人は『骨』が弱まっています。骨格が歪んできてしまう理由の一つは、骨の硬さが不十分である可能性がありますので、まずは骨を丈夫にする生活を送ることが大切です。

近年は、スマホやPCを長時間使用する生活の影響で、姿勢が悪い人が目立ちます。当たり前ですが、姿勢の良さイコール骨格の正しい位置と直結しています。姿勢が悪いと骨格が歪み、深い呼吸が取れなくなり、その影響で精神的に不安定になる可能性さえ出てきます。さらに姿勢が悪いと、背骨や腰骨にあたる腸骨に、体重がきちんとかかりません。その結果、腹筋や背筋を使って体重を支えることになり、背筋などの筋肉が慢性的に疲労し、骨格が歪んでくる原因、また腰痛の原因になります。反対に、姿勢が良くて深い呼吸が取れ、体内循環がよいと免疫力の向上なども期待できます。 しかしながら、振動エクササイズは、正しいたたき方やエクササイズ方法を知らない人が行うと、振動が強すぎたりしてしまうことがあるため、初回は、直接指導を受けて体験してみることがとても重要です。どのような症状や体質の人に効果があるか、正しい使い方などを、実際に日常的に骨トレを行っている専門家に相談しましょう。

最近は少しずつですが、骨を鍛える大切さを知られてきています。ここでの振動エクササイズは、実際に骨をたたいて、骨に振動を与える「骨たたき」エクササイズを指します。日本でも骨の研究情報は広まっておらず、健康や不調知らずの要因と骨の強度は関係性は、まだまだ知られていません。骨の内側：「骨髄」では、リンパ球やナチュラルキラー細胞などの免疫細胞や、若返りホルモンと呼ばれるオステオカルシ、また血液なども作られています。しかし、骨の質が悪い、しっかりとした硬さ骨だと、骨の働きも活性化されないため、それらはきちんと生成されません。そのため、骨を丈夫にすること、骨への働きかけは、本当に大事なことになります。また骨格矯正の分野でも多くの効果が期待されています。

振動エクササイズ「骨たたき」は、立っていても座っていても簡単に行えますし、難しくもありません。しかし骨や関節の状態を、普段から把握していない方がほとんどかと思います。初めての方や不慣れな方は、強さの加減や、骨に効果的に響く度合いが分かりづらいと思います。なるべく正しく行っていただくために、「骨たたき」を実際に指導しているトレーナーから、初回は直接対面レッスンを受けて、現在の骨や筋肉、身体の状態をカウンセリングしてもらい指導を受け→体験→練習することをお勧めいたします。