筋トレは逆効果?骨格矯正業界が解説する筋肉緊張の影響と対策
2024/04/18
筋トレは逆効果?? 長年、筋肉を鍛えることが健康に良いとされ、近年では筋トレブームや筋トレ神話が巻き起こっていますが、一方で、骨格矯正業界では、筋肉緊張がもたらす影響を指摘し、筋肉だけに頼り過ぎずに、骨格をしっかりとさせることが重要であることを訴えています。この記事では、筋肉緊張が身体に与える影響について解説します。
目次
無自覚筋トレと身体使いのクセ
筋トレは、健康的な身体を作るために欠かせないとされていますが、実は逆効果になる可能性もあるのです。過度の筋トレは骨格に悪影響を与え、骨の形状を変えてしまう恐れがあります。しかし過度の筋トレをしていなくても、現代人は筋肉から身体を動かしてしまうため、自覚がなくても筋肉が使われ過ぎて硬くなり、骨格に歪みを作ってしまいます。別の言い方をすると、骨から身体を使えていない、骨格を意識して身体を使っていないため歪みが生じてきます。それらの理由から腰や膝に痛みが出てきたり、肩凝りが慢性化してしまったりします。さらに、筋肉を稼働させ過ぎることで、筋肉が縮んで硬くなってきて、その引っ張りが長期に渡ると、硬い骨までも湾曲してしまいます。骨が湾曲してしまうと、変形性膝関節症・変形性股関節症など、関節などが本来の機能に支障をきたすようになってくることもあります。ではこの「変形性」になるほど骨を歪めてしまう動作は何の動作なのかというと、何度かお伝えしているように、日常の身体使いの長年の『クセ』からです。そしてほとんどの方は無自覚でそのクセをしているので、単に身体使いのクセを直していくことはなかなか大変です。
無意識筋トレが骨格に及ぼす影響とは?
筋肉緊張が骨格に及ぼす影響は大きく、様々な問題を引き起こします。しかし一番の問題は、日常生活の動作に、筋肉を使っている意識がないことです。施術時に筋肉をほぐすと、「こんなに凝っていたんですね」とよく感想を述べられますが、動いている時にはまったく痛みがなくても、現代人のほとんどの方は、身体のいろいろな場所の筋肉が疲労しています。例えば、テレビの罰ゲームで、激痛足裏マッサージを受けたりしますが、受けている方は、普段から足裏が痛かったり、凝っている感覚がなくても、足裏の深部の筋肉をほぐすと、ほとんどの方が激痛に感じます。筋肉が疲労していなくて柔らかい状態だったら、当然ですが痛くはありません。さらに無意識のクセは本当にやっかいで、知らない間に足を組んでいた、いつもバックは右側にしかかけていない、立つ時はいつも左に体重を乗せている等々、自分で気付いているものだけでもかなりあると思います。プラス、気付いていないものもたくさんあるため、クセをなくしていくにはしっかりとした目的意識がないと続きません。「仕事上」という根拠がある方は有利ですが、スタイルや姿勢を良くしたい、不調を改善したいと本気で取り組める方は本当に少ないのが現状です。
『無自覚筋トレ』については、youtubeに動画を挙げていますので、詳しくお知りになりたいようでしたら、ぜひご覧になってみてください。(チャンネル名:Bone-messenger hiromi. 動画タイトル:あなたもしている無自覚筋トレ!?)
筋トレ以外にどうやって身体を作り上げるのか?
筋トレブームや、コロナ期間中から流行った宅トレブーム。運動不足解消や身体を鍛えるにしても、ダイエットやボディメイクにしても、また痛みの改善や予防までも、ほぼ「筋トレ」しかないように見えます。しかしこの事態は戦後のいろいろな流れを見れば仕方がないのかもしれません。故意に『骨』の情報や関心を消されてきたように思えますが、これからは逆に、ますます『骨』への情報は広まり、注目されてくると思います。なぜなら、筋トレで身体を作り上げることには無理があり、その結果、腰痛や膝痛、肩凝りの人で溢れかえっていますので、筋トレに疑問を抱き、真に健康に近づくトレーニング・エクササイズを模索する人たちも出てきているように感じます。
骨トレとは、骨格矯正を含みます
まず、わたし達が取り戻さなければならないのは骨格を正しく使う意識です。なぜ取り戻さなければと言ったかというと、昔の日本人は、きちんと骨から身体を使えていたようだからです。以前にも述べたように、日本家屋や生活様式、また文化の面でも、きちんと骨から身体を動かすような動作や所作がありましたが、こちらも戦後、かなり急激に”欧米化”した結果、身体の弱体化に繋がったようです。そしてまだ現状は、骨格矯正をうたっていても、残念ながら内容が筋トレを行うことがよくあります。それだけ、骨にフォーカスしたエクササイズやトレーニングはまだまだ理解されていませんが、きちんと骨トレが出来てくると、必ず骨がしっかりしてきた感覚があり、骨格矯正効果が得られます。それは見た目の形状やスタイルでも分かってきますし、疲れづらくなったり、睡眠が深くなったりと感覚的にも効果を感じてきます。しかしながら、骨は硬い物質なので、ある程度の期間の継続は必要になります。
骨トレ効果を高めるためには?
骨トレの効果をきちんと出すためには、骨に癒着している筋膜をはがす、または取ることも大切になります。現在人は、骨の強度が低くなっていることや、慢性的に運動不足なため、骨に筋膜が癒着し、動作による骨への振動がますます伝わりづらくなっています。骨の可動域を広げる際も、筋膜の癒着が邪魔をするケースが多いため、癒着を外すような施術やマッサージを併用することが、骨トレ効果を上げることに繋がります。そして癒着をはがすような施術時には独特な痛みがありますが、この点も骨が弱いと痛みを強く感じ、骨自体の強度が少しでも付いてくるとそこまで痛みは感じなくなります。
骨トレや骨格矯正においては、筋肉の柔軟性を保つことが重要であり、マッサージや筋肉を緩ませる施術は欠かせないものです。ただし、適切な方法で行わない場合は効果が逆になることもありますので、専門家に相談することが大切になります。
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Bone-messenger hiromi.
住所 : 東京都新宿区矢来町132-5
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電話番号 : 080-6813-6640
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